離職区分3Cと3Dの違い

2018年2月21日

概要
3C
正当理由ある自己都合退職かつ、被保険者期間が12カ月以上

3D
正当理由ある自己都合退職かつ、被保険者期間が6カ月以上12カ月未満

※被保険者期間が6カ月未満の場合離職理由に関わらず失業給付の受給資格は発生しない

被保険者期間と被保険者であった期間

被保険者期間
受給資格の有無の判断に使用される期間

離職日から1カ月ごとに期間を区切り、賃金支払いの基礎となった日数(基礎日数)が11日以上ある月を1カ月と数える

一度受給資格決定(失業給付受給手続)をし、失業給付を全く受けずに就職し新たに雇用保険に加入しても「被保険者期間」は通算されずに途切れる

よって就職してから最低12カ月(6カ月)勤務しないと新たに受給資格は発生せず前に受給資格決定をした分についてのみ受給が可能

被保険者であった期間(被保険者期間として雇用された期間)
受給資格が発生した場合の所定給付日数(受給できる日数)の算定に使用される期間

被保険者期間と違い基礎日数に関わらず、就職日から離職日までを算定する

一度受給資格決定を受け、全く失業給付を受けずに就職し新たに雇用保険に加入した場合、被保険者であった期間は通算される

内容

区分 コード 特定 6月 制限 日数 個別 国保
3C 33 特理   × 表a ×
3D 34 特理 × 表b ×

 
表の内容の詳細は 離職区分一覧

 
3Cと3Dの違いは所定給付日数に現れる

20年以上勤務した会社を退職し、受給資格決定をし、全く失業給付を受給せずに新たに就職し雇用保険に加入し、正当理由ある自己都合によりその会社を6カ月間で退職した場合(=3D)、被保険者期間としては6カ月・被保険者であった期間は20年となる

この場合の所定給付日数は、単純に20年以上勤めて正当理由ある自己都合退職で退職した場合(=3C)と比べて手厚くなる

このように3Dが3Cより所定給付日数が増える場合は相当限定されている

4D(自己都合退職)で離職票が発行された後、本人が離職票を本人居所管轄の安定所へ提出した段階で、正当理由ある自己都合退職と判断された場合に3C(被保険者期間12カ月以上) ・3D(被保険者期間6から12カ月未満)へ変更となる

4D or 3Cの判断は、もともと受給資格があり、給付制限の有無の違いとなるが、4D or 3Dの判断は、もともと受給資格がなく、受給資格の有無の違いとなるため退職について正当理由があるかどうかは後者の方が厳格に判断される

Posted by YUKILOVE